2011年08月09日

【Rewrite】個別ルート感想

2011 08 09 |  DIARY>Rewrite

前からちびちび書いてたRewrite感想をまとめておこうかな!と思ったんだけど、個別ルート感想だけでそこそこの量になってきたのでここらで一旦日記にしときます。

最終ルートまでのネタバレ全開です。
個別ルートの感想ですが最終ルートまで終えての感想含まれます。

気付けばセーブデータ170個ほど埋まってました。
特に好きな話は朱音ルートとTerraルート。
そして話自体の思い入れはそこに及ばないものの、ED部分だけ単体で好きな静流ED。

という訳で、クリア順にルート感想。

なお、肌に合わなかった部分・勿体無く感じた部分にも触れてますので、「Rewrite=100点」という感想が読みたい方はスルーの方がいいかもしれません。全体的で考えると本当大好きなゲームなんですけどね!

小鳥ルート

最初にプレーした周は静流狙いでフェードアウトな終わり方だったので、2回目のスタートでルートに入りましたー。

魔物とかの要素に「えっ」「えっ」となってたけど、2ndOP見てた事で覚悟できてたので良かったですw  過去に某マブラヴで「学園物プレーしたくて買ったのに……」と展開をなかなか受け入れられなかった事があったので、 こう…事前に覚悟させてくれるのは本当ありがたかった!

ペロとか神戸夫妻とかわかりやすい泣き所あって泣いたけど、 でも本質的な部分をより理解出来るのはTerraまで終わってからですよね。 あとは『瑚太朗くんが昔と変わってしまったのは魔物だからかもしれない』って小鳥の気持ちを理解してからだと、 彼女の絶望的な気持ちが理解できて…もう!もう!とね! 魔物化した小鳥父は「運転ができない」んじゃないんですよね。 小鳥が「運転させたくない」なんですよね、とか。 再読してて泣ける要素多いよ小鳥ルート……。
小鳥さんたらコタさん周りの伏線に随分密接に関わってるから!

小鳥かわいい。
他のルートに比べて少しコンパクトな印象があるんですけど、それが逆に適量に感じて良かったです。 Rewriteの個別は長いのが多かったから!w

泣きの演技のある斎藤千和さん出演作はいくつかプレーor視聴してますが、やっぱり本当に上手いなぁと感動。 声優さんの演技に泣かされるルート! 泣き演技すごかったです。
Terraのペロ関連のイベントの時の泣き演技も凄かった…

静流ルート

ルート解放されてすぐに入っちゃったよ!
ちはやルート前でも容赦なく、咲夜が魔物だって事をあっさりばらされちゃうんですよね。 そういう部分でがっかりさせる前にルートロックしておいて下さいよ! このトラップに引っかかった人他にも見掛けたよこんちくしょー!
……まぁ叫んでみたものの「知らない方が少し楽しめたんじゃないかな」程度ですけどw

EDが単体で見ればトップクラスに好きです。
それまでの流れは「ん??」と思う部分もあるんですけど、「恋文」とあの綺麗なCGが好き。 あと『ハッピーエンドかバッドエンドか受け取り方によって変わる終わり方』っての、私のツボ要素の一つみたいなんですよねー。 Steins;Gateの個別ルートの終わり方とか、そういう意味ですごく好きなの多いです。
雰囲気+曲+CGで何度もボロ泣きしたED。

ルートとしては他ルートが好みだったけど、ED単独で好き!って感想はこれでいいのかと少し思わなくも無いですが。いやでもあの雰囲気大好き。

あとルート突入直後の「一ヶ月の経過」がうまいな!と。
あれは引きこまれました。

でも記憶を完全に取り戻したところでそろそろおしまいかな?と思ったのに、それからがすごく長かった。 あれが中盤だなんて誰が思うのかと!思うのかと!w あの頃に私が思っていたのは「バイクの後ろで銃を持ってるCGは最終ルートとかで出るのかなー」でした。うん、あの場面で静流ルートは終わりくらいだと思ってました!

都乃河さん担当ルートは両方とも話をぎっしり詰め込んでるなーって印象受けたんですけど、 静流は設定面でも色々詰め込んでるなーと思ってしまいました。
四次元スカート、その後関わってこなかったじゃん!とか。そういうの。 読唇術はしっかり関わってきたし、重要な要素もきちんといっぱいありましたけど! 能力初期はうまく治せなかったからオッドアイとか、そういうの無くても魅力的だったよ静流……。 ちょっと能力が万能でチートレベルじゃね?と思わなくもないけどかわいかったよ静流!

そろそろ終わりが近付いたかな?と思ったのが実は中盤でしたーは、読んでて疲れちゃうというか。 内容は好きな部分も多いので、色々勿体無く感じてしまったルートでした。 ED同様、物語をイベントごとに1つ1つ見た場合に好きなイベント多いんですよねー。

土下座カップルでほのぼのしててかわいかったり、キャラとしてすごくかわいい子で大好きです。 フーキーン! デキルヨ! ウォンチュー!

ちはやルート

第一印象 : TYPE-MOO……
いやいや、第一印象ですよ。第一印象!

VSクリボイログ辺りとか、夜の学校でのバトルってだけで月姫とかFate思い出しちゃったのに! 洋館に住むお嬢様と従者! 咲夜の背中! かわいいヒロインと、それを食う勢いの従者! どっかの赤い主従を思い出しちゃうじゃんさ!と
……あれ?第一印象じゃなくなっt

全体的にわかりやすい展開が良かったんだけど長かったですね!

ヒロイン5人いて、その後のルートもあるという数とのバランス考えると要素詰め込みすぎだと思うの!  Keyファン的に『最終ルートがある』ものとしてゲームやってるんで、 個別は楽しみたいけれど早くその先も見たい気持ちもあるんですよね。 またFateとの比較になるけど、あれは全部で3ルートだから1ルート辺り長くてもいいというか。 ボリュームあるのは嬉しい場合と疲れちゃう場合の両方があるよね、と思いました。

このルートも終わると思ってからが長かった。
ドラゴンボールかwwwと言いたくなる戦闘力インフレ状態で、 二転三転するラスボス候補とかやりたい放題なルートという印象。 それが悪いってんじゃなくて「好き勝手やってるなぁ」と楽しめたからいいんですけどw

製品版になって一番株が上昇したのがちはや。
ちはやかわいい。まじかわいい。「もぐもぐ」って口で言っちゃってるちはやかわいい。 ギャルゲーのキャラ!な性格でかわいかったよちはや!

ちはやのCG枠をごりっごり奪っていく咲夜さん、マジイケメン。この人の過去もしっかり見たいです。

しかしまさかミドウがこのルート以外まともに出てこないとか……。
Terraスタッフロールまでやって「ヤスミンと同郷なんだろうな」って推測は出来るけど、 しっかり立ち絵のあるキャラであの扱いは切ない。

ルチアルート

ひぐらし・うみねこ、好きです(前置き)。

アサヒハルカのホラー&正体を探る辺りが好き。
ホラーの雰囲気良かっただけに、ミステリ的には禁じ手な終わらせ方だったのは本当勿体無いなぁ!と。 ルチア視点無ければ怖いだけで良かったのに……良かったのになー! 演技したルチアに「さっきまで、この一行は無かった」って言わせれば、それで良かったんじゃないのかなー。

ホラーで怖い雰囲気はすごく好みでした。

私はデレたルチアがちょっと肌に合わず、前半の彼女の方が好みでした。
高潔な委員長さんには公共の場所でデレきらないで欲しい派というか、 デートでバス停に向かう時の流れ&バスでのデレが私にはちょっときつかったですね! 設定からして人付き合い不得手な子なのにデレッデレになるくらい甘えられるとか……なんというポテンシャルを秘めた子なのでしょう。 「ルチア……恐ろしい子!」と思いながら読んでました。 二人きりの時だけデレとかが良かったな!という個人的な好みの問題です。うん。

デート時にはルチアの手にぶつかった子供が倒れるイベントが発生するんじゃ……と思っていたがそんな事は無かったぜ! まぁ実際にぶつかったところで、抑制剤で抑えてるから平気ではあったんだろうと思いますが。
瑚太朗と手を繋ぎたいから手袋を外したがためにこんな悲劇が……!的な流れを勝手に想像してたら、 イチャイチャするカップルがいるだけで肩透かし食らった組w

ルチアルートの諸々も大半は好き嫌いの問題だと思うのですが、 口調や性格はも少し統一して欲しかったなー!というのは心の底から思います。 キャラ改変の域まで性格違うと、ちょいきつかったです。

瑚太朗は「竜騎士07主人公だ!」と頭切り替えて読んだので慣れたけど、 ちはや・静流・吉野のキャラの違いが気になってしまって。 体験版時点で吉野の性格の違いに不安を覚えてたんですが、本編もそんな感じでしたねー!
ちはやルートでアホの子かわいいちはや堪能した後に、嫌味なセリフを吐いて当たり散らすちはやを見てしょんぼり。 嫌味なんて賢い芸当の出来る子は、ちはやじゃないんじゃないかな!と思った!w
あと静流が思い出の食べ物であるさんまを、生クリームと一緒にサンドイッチにしてたのも……うん……。 他の部分で彼女に馬鹿舌設定あるならまだしも、静流の味覚おかしいのあそこだけなんで気になる部分。

あ。ルチアルートでの西九条先生は、瑚太朗には見せていないガーディアンでの一面ってな感じのシーンが多くて好きです。

ルチアルートで一番好きなのは、ラストが「花を触れるようになりました」ではなく「ルチアでも触れるひまわりを用意しました」なところ。 ルチアを受け入れるための力としてリライト能力を使い続けたり、そういうとこ徹底してるのがルチアルート瑚太朗のいいところ。 戦闘前後の察しの悪いさとか気になる部分はあるものの、終始ルチアのために動くのが好印象。

朱音ルート

個別で一番好き。
ガイアで会長と共にある事を選ぶ意味とか、政治的な駆け引きの世界に入らなければいけないとか。 オーロラ獣さんの残虐さとか、明るい要素の殆ど無い世界なのに心地良かったです。

ガーディアン側のルートではガーディアンに肩入れして、ガイア側のルートではガイアに感情移入。 最初はそういう風になるのかと思ってましたね! そんな事はなかった!w

ルートの中でも徹底して、ガイアを居心地の悪い組織として描いてるんですよね。 運転手の鶴橋さんとか、負のオーラ強くて長時間一緒にいたくないタイプの人でした。
(加島桜の転写が完了する前の)会長・しまこ・津久野さん・洲崎あたりは比較的軽いと思うものの、 ガイア主義は本質的に病んでる人ばっかなんですよね。元々そういう組織とはいえ。
まぁガイア主義者の終末思想に同調しちゃったら主人公的にアウトだよなー、と思いますが!w

思い切ったな!というくらいに破壊したルチアルートだったけれど、 朱音ルートはそんなものじゃなかったから驚きましたよ! まさかの世界規模。 弱り切った彼女に贖罪を強いる展開とか、しっかり描ききっていて最後まで好きでした。

しかし1つだけ残念なのが洲崎に立ち絵が無かった事。
彼の立ち絵は本当に……欲しかったです……。
いたるさん絵が困難ならサブ原画家を入れて! ね! 他の部分にも言える事だけど、立ち絵の少なさは本当にもったいなかった。

あ!残念なの1つだけって書いたけどもう1つあった!
会長との爛れた日々の描写は何で無いんですかね! ヘタレかわいい朱音さんとの楽しい日々を! 聖女様と少年秘書とのおっぱいで素敵な日々を!ね! ……もったいないなー……。

とにかく

ロミオルートがツボだった、と。
都乃河ルートも好きですよ! 詰め込みたい要素を全部詰めたのかな、という部分が勿体無く思ってしまうだけで。竜騎士ルートもやりたい放題で自重していないところがすごいと思いましたw

またMoon Terra 乙杯ルート、音楽の感想も書いておきたいです。ナナマル、Rewrite、好き! 伏線張り巡らせたノベルゲー……大好物ですともさ!

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