2008年01月25日
【リプレイ】新SWRPGリプレイ集Waltz 5
2008 01 25 | 感想>書籍
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※感想内にネタバレあります
「むずがゆいわああああああ!」と何度叫びそうになった事か! ああもうなんだこの気恥ずかしさはーーーーー。ごろごろ布団の上を転げ回りたくなる青春っぷり。お陰で家でしか読めやしない(笑・にやにやしそうになるから)。
リプレイとしては「ご都合主義な部分が多々ある」とは思う。でも読み物としては楽しめました。特に後半はすごかったよ! ごろんごろんとのたうつような青春ストーリーに、体力奪われまくり。水浴びトークから何からシナリオ本筋以外の部分が肝だという素敵リプレイ。
ラスボス倒してからが長い、って珍しいよ(笑)。
読み終わった時にはぐったりしてた。
……なんでリプレイ読むのに気恥ずかしさで疲れるんだw
そんな訳で「プレイヤー同士の掛け合い」は☆×4.5、「シナリオ部分」は☆×2.5という感想。間を取って☆×3.5くらいかな?と。
ご都合主義がいくつも重なるとさすがに少し気になってしまう。でもお通夜ムードのままのWaltzはらしくないと思うんで、あのご都合主義の数々も仕方ないのかなぁ……。そんな納得したような納得してないような微妙な気持ち。
そんな風に「ご都合主義だよなぁ……」と思う部分もあるけど、5巻はやっぱり掛け合いがメインかな!と思うのです。キーナもブランシュもかわいかった。
キーナは髪の毛切って容姿も好みになって「いやっほぃ!」な気持ち。キーナかわえぇ。ブランシュは……ツンデレのデレの大変さを痛感する事になった中の人に「GJ!」と親指立てたい(笑)。盗賊好きなんでディケイびいきだけど、女の子がかわいかった方に目が行く5巻なのでした。
シリーズ通して考えると後半の方が良かったなーと思います。
前半は「ナジカがいい人すぎる」ってのが足枷になってるように思えた。それがちょいマイナスに思えたので。後半>前半なのはリプレイはキャラが馴染んでからが面白いから、という理由ももちろんあると思いますが。いい人なのはいいんだけど、前半ナジカの報酬の受け取り拒否は読んでて疲れる部分があった。なので「成長を見守ってはいても行動を阻止しようとまではしない」後半のナジカの方がよかった。5巻もナジカの暴走があるけど、ああいう暴走なら大歓迎(笑)。
……前半読んでた頃の自分に「死人が出てもナジカは積極的に生き返らせようとはしないよ」と言っても信じないだろうなー。エルフの死生観から考えるとああなっちゃうのかー、と納得は出来るもののナジカの発言だと思うとびっくりした。
善人リプレイ読むと悪人寄りなリプレイ読みたくなるわー。バブリーズかぺらぺらーずでも本棚から出してくるかな。